プリザーブドフラワー取扱説明書
こちらはプリザーブドフラワーをメインにした希花亭オリジナルの仏花・お供え花でございます。
色鮮やかにプリザーブド加工を施した数種類の菊、蘭、カーネーション、バラなどと瑞々しいプリザーブドフラワーの葉ものを取り合わせ、より生花に近いものに仕上げました。
プリザーブドフラワーの
特徴と取り扱いについて
≪ 必ずお読み下さい ≫
プリザーブドフラワーとは
生花に特殊な保存加工を施したお花と葉ものです。水やりなしで生花のような瑞々しさを長期間楽しむことができます。
お取扱いについて
- 水やりは不要です。
- 直射日光や高温多湿を避け、室内にお飾りください。
- 生花に着色を施している為、壁などに直接触れると色移りいたします。
- 加工の段階でアルコールを使用しており、生花より燃えやすい為、火気に近づけないようお気をつけください。
お花の状態について
- 生花を加工している為、花や葉の形、大きさ、向きが様々です。花びらの散りや花や葉の先端にひび割れが生じる場合がございます。蘭の花びらはくるりと巻いている場合があります。
- 着色を施している為、色移りや経年退色いたします。
- 湿度が高い場合、花びらが透明になることがあります。
その場合、エアコンの冷房や除湿をかけ、湿度の低い環境に置けば多くは元に戻ります。 - 輪菊の状態により開花防止の為、細いワイヤーで巻きとめております。ワイヤーが気になる場合はハサミでお切りください。長くお飾りいただくと花は少しずつ小さくなります。その為ワイヤーがゆるんできますので、ワイヤーをきつく巻き直すか取りはずしてください。
- 菊の花びらがひらりと開く場合は、木工用ボンドをつけ元に戻したり、ハサミでカットしてください。
- 胡蝶蘭は大変繊細な為、裏側を和紙で保護する場合がございます。
プリザーブドフラワーは何年もつの?
生花に特殊保存加工を施していることや、お客様のお飾りいただく環境が異なることなどの理由で、何年という保証は出来かねます。
4年、5年と飾る方もみえますが、次第に退色し花も小さくなります。
大切な方へのお供えのお花なので、2、3年で新しいものに買い替えられることをおすすめいたします。
ホコリの対処方法について
仏壇の中に飾る仏花は、玄関やリビングのお花と異なりホコリがかかりにくいようです。
プリザーブドフラワーにホコリがついた場合、ドライヤーの送風(冷風)を優しくあてホコリを飛ばしたり、化粧用の柔らかい筆などではらう方法もありますが、大変繊細な為、細心の注意が必要です。
置かれる台など周囲をこまめにお掃除していただくと良いかと思われます。
※より良い作品に仕上げる為、生花に乾燥着色を施したドライ素材を少量使用しています
※色移り防止と繊細な花や葉を保護する為、花や背面の葉の根元にアーティフィシャルフラワー(造花の葉や花びら)を少量使用しています。
仏花の器のセット方法(ご自宅の器に飾られる場合)
- 仏花のステム(下部のワイヤー)をお手持ちの器の高さに合わせ曲げます。
- 器の中で安定するように、エアパッキンやキッチンペーパーなどをステムに巻いて太くします。
- 太くしたステムを付属のグリーンのティッシュで覆い器にセットすると、より美しくお飾りいただけます。
※必ず乾いた器にお入れ下さい。
器の内部に水気が残っていると、カビなどの原因となりますのでご注意下さい。